アオリ強化月間 第三弾。
初夏に生まれた今年のアオリは順調に成長して
どんどん深場へ落ちていく。
アジを使った飲ませ釣りもこれから本格化していく。
今回も気合いを入れて…といきたいが
天気予報が…悪い 悪すぎる。
北のち北東の風7〜8m 波の高さ3〜4m うねりをともなう
海部地区 波浪注意報発令中 って
風も北西なら問題なし 北風でも何とかなるのだが
北東は吹き抜けるので ボコボコになる。
はたして こんな状況で アオリが釣れるのか?
今シーズンもお世話になります 源洋丸。
アジを仕入れて沖にでると さっそく
どよ〜〜〜ん と波長の長いうねりが。
高低差すでに3mはありそう…
以前の私なら3秒で船酔い確実のうねり。
磯に打ち付ける波しぶきで うねりの大きさが分かる。
天気予報的には これから悪くなることはあっても よくなることはなさそう。
厳しい一日になりそうだ。
港の前から ポイントを転々
しかし アタリはない。
ちょっと沖目のポイントで
本日最初の1杯。
由岐の瀬 周辺を回っていく。
下り潮がゆっくりと流れているそうな。
ミヨシは北風・南流れの後流れポジションながら
いい感じでヒットが続く。
アオリは♀より♂が大きい。
波風は それほどでもないが うねりは結構きつい。
正面に見えている船が 次の瞬間 うねりの中に消える?
うねりのせいで アオリの前アタリがとりにくく
いきなりアオリに引っ張られるアタリが出てしまう。
そうなったら釣り人の負け。
合わせたところで まず掛からない。
竿先の変化をとらえるのは視覚であるが
それより大切にしているのは手の感触。
竿を持つ手の感覚をとぎすまし 竿先にかかるわずかなテンションの違いが
波やうねりによるものなのか
船を前進させるためのものなのか
50m先でアオリがアジを抱いたものなのか
わずかな変化を見逃さず 掛け合わせていく。
神経をすり減らす釣りになってきた。
前半戦 絶好調。
10時までに10杯クリア。
この感じだと 一日30杯?
まぁアオリがそんな甘くないのは百も承知。
いつものように 昼に近づくにつれ アタリが遠のいてきた。
中盤戦は いつも中だるみ感がある。
船べりの海面を見ていると 海は穏やかそうだけど
実際は うねりでかなり上下している。
忘れた頃に ポツンと1杯
そんなパターンで 1時間に1杯ペース。
そして 後半戦。
今度は 艫の先流れポジション。
いいポイントに入れば 一流しで2,3人が竿を曲げる。
15杯目
15時を回って 阿部沖へ。
このサイズになると 合わせた瞬間 竿が肩の位置で がしっと止まる。
最後の流しで 20杯目をキャッチしたのに タモ入れ寸前でサヨウナラ〜
何とか天気がもってくれて 一日釣りができた。
風向きも北西から北で 波もそれほどたたなかった。
みんなで アオリ 41杯 魚 少々
うねりのおかげでアタリをとるのに四苦八苦。
釣ったアオリの数以上にバラシ多数。
凪だったら みなさんもっと数を伸ばせていたことでしょう。
本日の釣果 アオリイカ 胴長〜26cm 19杯